イルカちゃんが私にもたらしたもの
Aloha☀️ キャサです👩🏽🦱🌴
4/12〜のハワイ島の旅に組み込まれているドルフィンスイム。イルカちゃんと泳ぐことでどんな変化が起こるのか🐬
イルカちゃんとのふれあいを通して、毎日をHappyに潤わすキッカケになればとおもいます🌞
初めて野生のイルカちゃんと泳いだのは7年前。
当時、私はオアフ島に住んでいました。家族が日本から遊びに来た時に、ハワイ島のドルフィンスイムツアーに参加したこの日が私の人生の分岐点🌈
自分の真下で気持ちよさそうに泳ぐイルカちゃんを初めて見た時に、不思議な感情の様なものがぶわぁっと溢れ出て、どうにも止められませんでした😳
優雅に楽しそうに泳ぐイルカちゃん。
その姿は自由と愛を教えてくれました。
“そんなに頑張りすぎなくてもいいよ”
“ちゃんと見てくれてる人もいるよ”
当時の私は仕事ガムシャラ人間で、身を粉にして働く癖がありました。
定時を過ぎても目の前にある仕事に夢中になり、帰宅するのは夜12時過ぎなんていうのは日常茶飯事。
今振り返ると、あの頃は周りに気を置くなんて余裕はなくて、よく人に対してイライラ。
イライラと心の余裕の無さを察知して、イルカちゃんたちは、その時の私に近づいてくれませんでした。
イルカちゃんは人間の見えない部分をお見通し👀
ワクワクしてるひとの元にイルカちゃんは興味を持って遊ぼ~🎵って近づいてきます😍かわいいなぁ🤤💕笑
1人でいることが楽だなぁと思っていた時期には、群れのイルカちゃんたちがキュッキュッと鳴きながら楽しそうに戯れていたり
パートナーとうまくいってないときは、番いのイルカちゃんとの遭遇が多かったり。
ビニールを持って遊んでいたイルカちゃんが、私の目の前でおしっこをした🤭これは、
《ビニールは汚いものだよ》
というメッセージ🤭
海洋プラスチック問題に興味をもつことになったきっかけの出来事でした。
言葉で会話することが出来なくても、全身を使ってメッセージを伝えてきてくれるイルカちゃん☺️
私たち人間が失いかけているものを、伝えてくれるイルカちゃんとの繋がりは、切っても切り離せない関係だと思っています🐬
頭で考えているとき、心に余裕がないときはイルカちゃんとは繋がれない。
心で感じて、余裕のある穏やかな気持ちの時はイルカちゃんからアプローチしてくれる。
イルカちゃんと泳ぐことは、私の心の状態を知れるものさしの様なもの。
“頭より心で感じ取ることが大事だよ”
いつもイルカちゃんに言われること。
長年蓄積された心のコリは海が簡単に取り除いてくれる。
かわいいイルカちゃんとのドルフィンスイムを通して、自分の心の状態を見つめて🌼
頭を空っぽにして、大きく深呼吸。自然に溶け込む様に無意識に入っている身体の力を抜いてみよう。
4月のハワイ島の旅では、自然界の力をお借りして心のコリを解消して、本来のあなたの状態に導いていきます😌🌺
2日目のドルフィンスイムでいっぱいになっていた心を空っぽにして、その後に次々と出会うハワイ島の大自然のパワーを全身にエネルギーチャージ✨
人間も自然の一部😆🌿
自然界は毎日毎日私たちに語りかけています☀️
自然からの声を聞くのは本当におもしろいよ🎵
毎日見ているあの景色も、この旅の後にはガラッと変わって見えるはず。
4月のハワイ島の旅では、Junaと私とハワイ島さんで、両手をいっぱいに広げてあなたをお待ちしてます😆
こんなに隅々まで愛情を注ぎ込んだ旅はなかなかないとないんじゃないかな😊🌺こんなに隅々まで愛情を注ぎ込んだ旅はなかなかないとないんじゃないかな😊🌺
どんな状態のあなたともとことん向き合い、心に寄り添う7日間を過ごします。
Junaと私とハワイ島さんのハーモニーは、面白いこと多発すると確信している✌🏽⚡️
一人一人のストーリーが濃いからね😁☀️
自信を持ってお届けします☺️
みんなで楽しく一生の思い出を作りに行きましょう🤗🤗🤗
2019年4月12日〜4月18日
ハワイ島7日間 変容の旅 開催!【募集終了】
次回は9月末〜10月を予定しています🌈
富士山より高いマウナケア山◆ハワイ島7日間 未来日記<5日目/現地最終日>
4月16日
今日が丸一日ハワイ島で過ごせる最後の日。
日中は気分に合わせて、それぞれが好きに時間を使った。
ローカルと一緒にサーフィン。
お土産ショッピング。
オーガニックスーパー物色。
ハワイの可愛いカフェ巡り。
ビーチでゆったりリラックス。
お気に入りの木の下でお昼寝。
一旦宿泊場所に戻り夜に向けての支度をする。
明日はこれから島の真ん中にある標高4,207mマウナケアの山頂で朝日を見る。
テレビやパンフレットで何回も見たことのある宇宙みたいな場所。
山頂の上は氷点下になることもあるというので、防寒着をまとめて車に詰め込む。
ハワイの常夏のイメージとは裏腹に厳しい寒さが待っているとは、なんとも不思議だった。
想像できない世界。未体験の世界はワクワクする。
すっかり日も暮れた夜の世界で、4200m超えのマウナケアとマウナロア、2つの山の間を通るサドルロードを車で走り抜ける。
星が降り注ぐように輝く空に、吸い込まれるような感覚の中、月明かりと星明りに照らされてた二つの山の稜線がうっすらと見えた。
2つの山が得体の知れない大きな生き物みたいだ。
子供の頃によくあった、この先には何があるのだろう?冒険に出かけるように込み上げてくるワクワク。再び!
マウナケアは富士山よりも高い山だけど、山頂まで車で登れるというのがありがたかった。
何かに導かれるように、山頂からのびたくねくねとした山道をゆっくりと登って行く。
標高2800m地点に建物が見えてきた。
ここは山頂の天体観測員の宿泊施設の隣にあるオニヅカビジターセンター。
ここで体を高度に慣れさせる。
これは山頂までいく人たちへの義務なのだそう。
体が慣れるまであたりを散策することにした。
ビジターセンターの奥のゲートを潜り、高山植物に囲まれた道を歩いていくと、石が積み上げられた祭壇にたどり着いた。
これは、マウナケアに棲むとされる雪の女神『ポリアフ』が祀られている祭壇だ。
バナナやココナッツ、マカデミアナッツなどハワイならではのお供え物がたくさん置いてあり、ハワイに棲む人たちは常に神様と共に生活していることが見てわかった。
なんだか日本と似ている習慣で親近感が湧く。
『これからあなたの棲むマウナケア山頂にお邪魔します』と挨拶をした。
すると、指先がじわじわと熱くなり、鼓動が早くなった。
私は目には見えない何か、不思議な力を感じた。
ハワイの神様と繋がれたような気がして、嬉しかった。
日本では全くないのに、ハワイ島って本当にこういうびっくり体験が多い島だ。
すっかり体が2800メートルに順応したところ、再び車に乗りこみ山頂を目指した。
ここからの道は舗装がされていないガタガタ道。
ガードレールも無くスリル満点!
車内ではスリルに勝る眠気に全員が襲われて、眠い目をこすりながらも、東の空が黄色く染まり始める光景にみんなが心奪われていた。
次第にあたりにはゴロゴロとした溶岩は無くなり、赤土の火星のような景色が広がり始めた。
山頂に到達するとそこには世界11カ国の立派な天文台が夜明けとともに天体観測を終了し、屋根を閉めているところだった。
ひとつだけ四角い形をした天文台が目に付いた。
これが日本の『すばる』望遠鏡だ。
ちょうど今年で20周年を迎え、地元ハワイの新聞やニュースでも取り上げられていて、日本人として誇らしい。
車を止めて外に降りる前にダウン、手袋、帽子を装着。
ドアを開けるとピンと張りつめた冷たい空気が私を包み込んだ。
明るくなり始めた薄暗い空の下、見事なもくもくとした雲海が目下に広がっているのが見えた。
一部雲がはけていて、ヒロの街の灯りがうっすらと見え始めた。
まるでピーターパンが見る景色だ。
気温は0度。
体が冷えてトイレが近くなる。
トイレまで歩いていくだけで息切れ。
喋ると息切れ。
空気の薄さを実感した。
日の出の時間が近くなり太陽が昇ってくる空にどんどん濃いオレンジに変化していく。
その1番濃いところを一点集中で、じーっと見つめた。
今まで見えていた星が次々と陽の光に飲み込まれていく。
太陽が顔を出すと、星や月は見えなくなってしまう。
太陽が昇ると、こうして見えなくなる星や月のことなんて忘れてしまうけど、実際はいつも在るんだよね。
目には見えないけど、必ずある、そんな存在。
"見えないものを見落とさないでね"ってそんな言葉を感じた。
本当に自然は、私に何かを語りかけてくれる。
ゆらゆらと地平線が揺れ始め太陽がゆっくりと顔を出した。
陽の光が私に届いたとき、熱のエネルギーも同時に私の元に届き、解凍されていくように体が温められていった。
私はこの太陽の光とこの地球の大地に、ただただ感動した。
美しすぎるこの光に照らされながら"生きている"喜びを胸いっぱいに感じた。
そして、言葉では表せない素晴らしい景色をただただ眺めている。
こうして身体を持って【生きていること】そのものが、凄い神秘なんだろう。
ここに立っているだけ。
私は心から満たされて、幸せを感じている。
何かをして、何かを得ることが出来ていないといけないと、仕事や日常にガムシャラだった私は、止まっていることが悪いことだと、どこか自分を責めてきた。
この目の前の大自然に、立ち止まることで、
自然からの声、自分の心の声に耳を傾ける余裕が生まれることを教えてもらった。
止まってる時があっていい。
私の存在自体を認められたような気がした。
私、思ってたより美しいのかもしれない!
何をするかより、何を感じていたいか。
ふとそんな事を考えている自分に、変化を感じて嬉しくなった。
ここから1日が始まる。
太陽を見ながら色々な想いを馳せた。
ここに今いること。
仲間がいること。
家族がいること。
私が生きているということ。
全ての事に〝ありがとう〟が溢れた。
今まで生きてきた道。
大変な事もあったけど、それがあったから、今の自分が居ること。
嫌いな自分もいっぱいあったけど、まず今こうして生きている自分に"ありがとう"と伝え、山頂を後にした。
下りの山道は、同じ目線に太陽があってジリジリと日を直に感じた。
太陽に温められた車内は、みんなの満足したふわふわとした雰囲気に包まれて、更に眠気を誘発した。
行きの夜道では見えなかった、左右真っ黒な溶岩大地に挟まれた道を、ただただまっすぐに車を走らせていく。
植物は気候帯の変化と共に、乾燥地帯では茶色くトゲトゲしたもの、亜熱帯地帯では青々とした葉が生い茂るもの変化をしている。
心からの喜びや幸せを生きることを抑えた環境で自分に制限をかけ続けるより、
時には思い切って私に合う環境に自ら身を置けば、もっと楽しく、楽に、生き生きと出来るんだろうな。
私、なんだか変われる気がする。
真っ青な空と真っ黒な大地のコントラストは、まるで絵画の中に入ってしまったような現実離れした世界が広がる。
夢なのか、現実なのかわからず意識朦朧の中、このハワイ島の旅を振り返った。
もし、ハワイ島に行く決意をしていなかったら、私はいつもと変わらない日々を過ごしていたのかな?
皆、平等に流れる時間。
私はハワイ島を選び、ここで過ごしている。
私の選択ひとつで人生までもが大きく変わるんだなぁ。
日付が変わって今日、日本に帰る。
まだまだここにいたいという気持ちの反面、この旅が、日本での生活にどのような影響を与えるのか想像して、心躍らす私もいた。
どこかでまわりに合わせていた私を、もう辞めよう。
私は私だもの!
周りを気にして、頑張りすぎて、いっぱいいっぱいになって、自分にストレスを与えている日常。
ストレスがあるから、余裕もなく、まわりに与える自分の行動も気持ち良いものではない。
ぐるぐるぐるぐる悪循環。
目があってニコッとしてもらうだけで元気を与えてくれたり、
アロハ!と挨拶してくれるハワイの人のように、日々ちっちゃな幸せを目の前にいる人たちに振りまく。
笑顔が増えて人のことを考えられる心の余裕ができると、人とのコミュニケーションは『ストレスを与えられるもの』→『ストレスを和らげてくれるもの』なるんじゃないかな。
想像できることは叶えられること。
全ての現実は一人一人の意識次第。
意識とは
生きることと
死ぬことの
どこに気を置くか?
の意味が含まれているらしい。
99パーセントが潜在意識だという私たちの意識を賢く操って、1%の顕在意識、すなわち【思考】で、思い描いた理想の現実を作り出すことが出来る。
不安•恐怖から守る司令塔『脳』に打ち勝つのは、心でしかない🌈
この旅で自分の考え方の癖を見つけ出し、大事なものの優先順位がガラッと変わった。
これを読んでいるあなたも、ハワイ島からの贈り物を受け取って、新たなスタートを切ってもらえたら、この世の中は確実にバランスが良い状態に近づいて、幸せを感じる人が増えると自信を持って言える。
普通のOLにここまで気づかせてくれたハワイ島はやっぱりすごい場所だった。
日本に帰っても、このハワイ島で過ごしたありのままの自分の姿を繋げていたい。
そして、発信源になって身の回りに、この旅で見つけた〝7つの花〟を広めていきたいという新たな目標ができた。
これからが、本当の私のスタート。
ありがとう、ハワイ島!
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2019年4月12日〜4月18日
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魅惑のクイーンズバス◆ハワイ島7日間 未来日記<4日目>
4月15日
あっという間に、この旅も折り返して、後半に差し掛かった。
今日はハワイ島の彩り豊かな食材をふんだんに使った手作りランチを持ってキホロベイへ。
ハワイ島には島をぐるっと一周と、島の真ん中に一本しか大きな道は通っていないようだ。
まわりには手つかずの自然が残され、エリアごとに様々な顔を見せてくれる。
ハワイ島は世界にある全気候帯17のうち2つ(サハラ気候・北極気候)を除く15の気候帯が、このハワイ島に存在しているらしい。
向かうところ全てが本当に私を夢中にさせる。
なんておもしろい島なんだろう!
キホロベイは、この島をぐるっと一周している大きな道路から海の方向に伸びた道を辿る。
この道は綺麗な海を横目にうっとりと気を取られていると、あっとゆう間に通り過ぎてしまうような道。
駐車場から、波で洗われた溶岩の砂利道を15分歩くと、ビーチの目の前の森の陰に隠れる様に存在する、小さめの溶岩トンネルが現れた。
溶岩トンネルとは、溶岩流の表面が冷えて固まって中の溶岩だけが、海に流れ出た状態のものだという。
近づいてみると溶岩トンネルの中には、山奥の川の様に透き通った水がゆらゆらと揺らいでいた✨
こここそが、今日の目的地【クイーンズバス】
ローカルが気持ちよさそうに、すいすいと泳いでいるのをみて、
私は我慢できず服を脱ぎ捨て水着になった。
溶岩のゴツゴツとした天然階段を、焦る気持ちを抑えて一段ずつ慎重に降りた。
ガッチリとした黒い溶岩に囲まれたその水たまりは、驚くほど透き通っていてユラユラと揺れている。
足の指先だけ水面につけてみる
!!!!!
骨にキーンっと響く冷たさで思わず、奥歯をぐっとくいしばった😭
ここは湧き水の淡水と海水が入り混じったブラキッシュウォーター。
ハワイ島の大自然の地面を長い年月をかけて、湧き水としてここに辿り着いているのだろう。
水の底には様々な大きさの石がゴロゴロとあるのが見てわかった。ハワイ島は火山の島。溶岩があらゆるところにその姿を残している。
天井が低くなっているところを潜り抜けると、その先にあったのは天井に穴が空いていて光が真っ直ぐに差し込んでいる広い空間だった。
そこは別世界のように輝く様子が印象的だった。
「闇があるから、この光がこんなにも輝いてみえる。光があると闇は照らされることが出来るんだよ。」
わたしは自然から生きるヒントをもらった気がした💫
ただただ夢中に潜ったり泳いだりしている自分がそこには居て、子供の頃によく感じていた惹きつけられるものを、ただただ楽しむワクワクが蘇った✨
体を実際に動かしてやってみるはじめてのこと。
分からないことは、なんでもネットで調べることが出来る私の日常と違った毎日。
誰かの感覚ではなく私の感覚。
私はわくわくする自分がいることに、なんだか嬉しい気持ちになっている。
ぽっかりと空いた穴を見上げると、ハワイ島の大きな空が切り取られていた。
自然界が作り出した溶岩トンネルの穴の形は、アートそのもの☺️
同じ場所でも見る角度、時間帯や天候などで、
景色の見え方が大きく変わるものだ。
同じようであっても、同じではない。
この一瞬一瞬は今しかないのだ。
自分の感情でも見る景色が変わるのかな。
このクイーンズバスの景色。
喜びや楽しみの気持ちいっぱいの私と
悲しみや不安の気持ちいっぱいの私と
同じ景色を見ていても感じるものは違うのだろう。
感じ方、捉え方ひとつで
同じ景色でも違って見える。
わたしの気持ちがどう在るかで、全ては変わるのかもしれない🌈
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コナコーヒー農園◆ハワイ島7日間 未来日記<3日目>
4月14日
私たちが滞在する山の中腹を、そのまま南へ15分。
くねくねした細い山道が続く。
なんだか懐かしい気持ちになる、古き良きハワイの街並みが残る年季の入った道。
見慣れない形をした錆びたスクーターがオブジェのように置かれている様子や、
年月を重ねた建物の様子からローカルに大切にされてきた地域なのがよくわかった。
背の低いひょろっとした木が綺麗に並ぶ風景が広がるこの辺りは、海抜500メートルの『コナコーヒー ベルト』と呼ばれる地域。
コナコーヒー農園や直売店が密集している。
日本ではコナコーヒーブレンドのSサイズは、600円近くで売られているいわば高級コーヒー豆だ。
木で出来たトンネルを抜けると、手作りの大きな看板が私たちを出迎えてくれた。
【村松小農園】
申し訳なさそうに『小』という感じが書かれているこの看板から、農園の主の腰の低さがわかった。
可愛らしくブロックを積み上げたゲートを潜って、急な坂道を一気に上がると村松さんご夫婦が弾けるような笑顔で出迎えてくれた。
初対面なのに『ただいま〜!』と言いたくなってしまうような、
アットホームな雰囲気で迎え入れてくれるのがとっても嬉しく、
私たち全員の表情に明るく花が咲いた。
ハワイ全体のこのwelcomeな雰囲気が私は大好きだ。
目が合うと、にっこりと笑って誰でもalohaと声をかけてくれる。
なんだか分からないけど、心がゆるまり、私を安心させてくれる。
ぎゅっと固くなっていた私のツボミが、自然と簡単に開いていく…本当に不思議な力がある島だ。
農園内にはコーヒー以外にもバナナやカカオ、実が木になる不思議なジャボチカバなど、様々な植物が農園を彩っている。
それと、存在感大!の鶏たち。
愛情をたんまり受けて元気いっぱいに育った鶏は、とても美味しい卵を産んでくれるようで、農園で卵の販売もしていた。
ローカルのお客さんはスーパーで買った卵の容器を持ってきて卵を持ち帰るのだそう。
エコが根付いているあたりもさすがハワイだ。
農園散策の後に通していただいたテラスは、カイルアコナのキラキラと輝く海と、コナコーヒー 畑が一望できる特等席!!
海から上がってくる軽やかなコナウィンドウに頰を優しく撫でられ、丁寧に淹れていただいた100%コナコーヒーをいただく。
んー!✨
美味しい!😍
鼻腔に広がる南国のフルーティーな香りに、酸味とほのかな苦味のバランスの良さは、飲みやすく上品な味わいで、コーヒー好きの私はコナコーヒーの虜になった。
エネルギー豊富な溶岩大地で育ったこのコーヒーはどんなエナジードリンクよりも、私を元気にしてくれるに違いない。
この農園は、前の農園オーナーから、村松さんに引き継がれてから無農薬栽培をスタート。
薬に頼って育ってきたコーヒーの木たちは、最初は自力で実をつけるのが困難な状況だったところ、夫婦二人三脚で愛情をじっくりじっくり注いで育てた結果、今では自力でたわわな実をつけるまで、力強く成長したそうだ。
アウェイな海外に出て夢を叶えるには、私が想像すらできない規模の壁が立ちはだかっていたんだろうと思うと、村松さんご夫婦の笑顔はより一層眩しいものに見えた。
逃げ出さずに、向き合って夢を叶えるって本当にすごいことだとおもう。
新しいことをはじめる瞬発力と勇気。
自分にとって知らない世界へ一歩踏み込むことは、わくわくの気持ちと恐がるような気持ちと両方あるんだろう。
わくわくするから進みたくなる。
恐いからやめたくなる。
でも恐いと、しっかりと事前対策する力をつけることができる。
どちらも必要な事なんだろう。
晴れの日もあれば雨の日もある。
雨が無ければ虹は出ない。
光があるから影ができる。
影が無ければ光は見えない。
太陽があるから月は輝く。
夜がなければ、月は見えない。
一見悪いように見えても全てには意味があり必要なことなんだろう。
ハワイの大自然はそれを簡単に教えてくれる。
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コナコーヒーって何で高いの?
最近、ハワイのカフェが日本進出してきたことで『コナコーヒー』という文字を目にする機会が増えた方も多いんじゃないでしょうか?😄
日本だとブレンドでも600円近くするかなり高価なコーヒー。
→ではなぜ、コナコーヒーは高いのでしょう?
それは、ハワイ島のコナ地区でのみ栽培され、生産量は世界のコーヒー生産量のたった1%以下というかなり希少なコーヒー豆なのです!
苦みが少なく柔らかな酸味ですっきり爽やかなのが特徴🙌🏽
アメリカでコーヒーを生産しているのはなんと、ハワイ州だけ!😳
ホワイトハウスのオフィシャルの晩餐会では必ずコナコーヒーが出るそうです🥰
すごーい!👏🏾
→なぜ、コナ地区が特別なの?
コナ地区はハワイ島の小さな地区です。
コーヒーの素晴らしい風味を生み出すためには、良い自然環境が必要ですが、
ハワイの火山が作る豊かな土壌、雨量、日照時間、標高などコナ地区にはコーヒー栽培のために抜群な条件が揃っているので、コーヒー豆がぐんぐん元気に育ちます🌿
ハワイ島のコナに訪れたら、日本ではまず手に入らない最高品質の100%コナコーヒーを是非お土産に買って帰りましょう( ^∀^⭐️
日本で買うよりかなりお得に買えますよ〜♪
私のおすすめのコーヒー農園は『村松小農園』(訪問前に必ずアポを入れてください)
カフェはコナ空港スグの『コナマウンテンコーヒー』です!
ここのアイスラテが特におすすめです👀是非お試しあれ👩🏽🦱🌺🌈❤️
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念願の海の天使との出会い◆ハワイ島7日間 物語<2日目>
4月13日
朝6時とは思えない元気一杯な日差しを浴びて自然と目が覚めた。
常に清らかな透き通った空気が循環している。
今日はドルフィンスイムの日!
水族館にいるのじゃなくて、このでっかい海に住む野生のイルカと泳げる!
私の子供の頃の夢が、ハワイ島で叶うなんて夢にも思っていなかった。
朝日を浴びてツヤツヤした葉を揺らす木々の向こう側に見える海は、
太陽に反射して宝石を散りばめたように輝いている。
この絵に描いたような美しい景色を目の前に、私たちは朝一で庭で捥いだオーガニックフルーツを朝食に頬張る。朝採れフルーツだ。
足りなければ庭から取ってこれるから、お腹がいっぱいにならないなんて心配はいらない。
溶岩大地で育ったみずみずしいフルーツは、火山エネルギーを直に蓄えたハワイ島からの贅沢なギフトである。
美味しい空気と美味しい果物を体に蓄えて、いざ、集合場所のホノコハウハーバーへと向かう。
港へ向かう道のりは山道を下っていく。
山道といっても、日本のくねくねした山道とは違って、
緩やかな直線的な道を海に向かって車を走らせる。
私はこの道のりが大好きだった。
港には小さな船から大きな船まで、たくさんの船が船着場を行き交っていて活気がある。
今回お世話になるのはWild Hawaii Ocean Adventures
Mamiさんという日本人が営むツアー会社で、船はアメリカの陸軍が実際に使用する大型のボートをチャーターしてイルカに会いにいく。
運が良ければ、イルカ以外の海洋生物に会えるかもしれないと聞き、
私はワクワクが止まらなくなっていた。
イルカがいるところにはサメはいないと聞いて、ホッと胸をなでおろす。
Mamiさんはフリーダイバーであり気象予報士、ボートを操縦する旦那様はフリーダイビング元世界チャンピオンというかっこいいご夫婦だ。
出航して大海原へと船を滑走させる。
見たこともない色をした海!
私は目をまん丸にしてこの絶景を目に焼き付けた。
溶岩で濾過されて地下を通り海にたどり着いた水は、そこに水があることを忘れるくらいの透明度の高さ。
この水が分厚く深く重なって、深みのある藍色になっていた。
私はこの海に入ったら藍染されてしまうのではないかと、おかしな想像をしていた。
海と空。
見渡す限りの青。
私は太平洋のど真ん中にいる!
空気が美味しいと感じたのはこれが初めて。
汚れていない空気はほんのり甘かった。
頭から足の指先までこの空気が身体中に廻るようにと、私は大きく息を吸った。
その息を目を瞑ってゆっくりと吐き出していく。
血液の流れがわずかに早くなるのを感じ、そして体が温かくなった。
東京での日々では、大きく呼吸をする余裕すら与えてくれなかった。
生きるために毎日、毎秒、ずっと繰り返していることなのに、
気に留めてたことなんてなかった。呼吸のこと。
海にいると自分がいかに〝不自然だったのか〟がわかってきて、
徐々に自分が〝溶けていく〟のを感じていた。
こんなこと黙々と考えていると『イルカいるよ〜!』とガイドさんが教えてくれた。
目を見開いて周りを見渡すと、1時の方角にイルカの背びれがちょこちょこ見え隠れしているのを発見した!
まだまだイルカまで距離があるのに、すでにイルカにぞっこんな私はきゅんきゅんしていた。
船はイルカの進行方向へ先に向かい、私はマスクを装着してドキドキしながら、イルカと船のキャプテンのGoサインを待った。
イルカの群れが途中で見えなくなったりしながら、どんどんと私達に近づいてくる。
『入っていいよ〜!』
ベストなタイミングでの、ガイドさんの掛け声と共に、飛び込みたい気持ちを抑えて、イルカを驚かせないように静かに入水。
パシャン!
自分が出した泡のベールが落ち着くと、
真下にはイルカの群が泳いでいた!
広い海で同じ時間に同じ場所で、イルカと泳いでいるというこの奇跡的な状況は、
まさに私が思い描いていた夢の光景だった。
キュイーン
キュイーン
海の中で聞くイルカの声はなんとも言えない、まるで子守唄のような安らぎと癒しを与えてくれた。
鳴き声だけが聞こえて、姿が見えないときはキョロキョロと海の中を見渡しイルカを探す。
どこから現れるかわからないというのがわずかに残っていた私の童心を擽る。
イルカが通り過ぎたら船に戻って、イルカの先回りをして海にエントリー。
これを何回か繰り返して移動しながらイルカと泳いだ。
泳ぎが苦手な人でも、ウェットスーツと浮きとガイドさんのサポートで、イルカを見ることができていた。(ウェットスーツを着ていると、浮く)
最後のエントリーでイルカの目をまじまじとみるチャンスがあった。
まるで私を見透かしているかのような、ピュアな眼差しで
〝もっと自由になっていいんだよ〜”と語りかけてきた。
イルカは『愛・自由・遊び心』の象徴の動物だということを教えてもらい、
私が子供の頃からイルカに惹かれていた理由がここでわかったような気がした。
まさか、イルカからメッセージが飛んでくるとは驚いた。
お昼が近づき、イルカが捕食するために沖へ戻って行きはじめたところでドルフィンスイムはひと段落。
港に戻る前に船を止め、船の高いところからみんなで思いっきり海に飛び込んだ!
上を見上げればおっきな太陽!
お母さんのお腹の中にいるときを体が記憶しているのか、水の中は無条件にとてもリラックスできた。
ただ海に浮いているだけ
シンプルなことほど、都会の人間にとっては贅沢なことなのだ
私はこの最高に気持ちのいい、この環境を大切に噛み締め感謝の気持ちを海と太陽に伝えた。
大小関係なく自分の夢を叶えることで得られる、自信と幸福感
自然と戯れることで思い出す、自然体な私
『生きてる』を体感した。
ハワイ島がまた1つ大切なことに気付かせてくれた。
→コナコーヒー農園◆ハワイ島7日間 未来日記<3日目> - kana808kyasa’s blog
2019年4月12日〜4月18日
ハワイ島7日間 変容の旅 開催!【募集終了】
次回は9月末〜10月を予定しています🌈
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火の神ペレに引き裂かれたカップル
ハワイ島の神話を一つご紹介します。
日本の”自然万物に神が宿る”という考え方と近いものをハワイも持っています。
海の神【カナロア】
月の女神【ヒナ】
雪の女神【ポリアフ】
フラの女神【ラカ】
創造の神【カーネ】
などなど。
ハワイにも神話がいくつもあり、ハワイの人々が自然を身近に暮らしてきたことがとてもよく分かります。
ハワイ島で、よく見かける珍しい植物、オヒアレフア(OHI’A LEHUA)
溶岩大地に力強く生きるオヒアレフアの、悲しくも美しい神話があります。
ハワイ島キラウエア火口に棲む火の女神<ペレ>は、イケメンな青年<オヒア>と出会い、ひとめぼれしました。
熱心にアプローチするペレを、恋人<レフア>のいるオヒアは拒絶🙅♀️
嫉妬に狂ったペレは、オヒアを醜い木に変えてしまいました…!
愛する恋人を失ったレフアは、悲しみで泣き続けました。
そんなレフアをかわいそうに思った別の神々が、レフアを真っ赤な花に変え、オヒアのそばに咲かせてあげたのです。
これがオヒアレフアの神話です。
オヒアレフアの赤い花を摘むと悲しみの雨が降ると、今でもローカルの人々は言います☔️
ハワイには主要8島あり、それぞれに島のシンボルカラーやお花、ニックネームなどが決められています!
ハワイ島のお花がこの赤いレフアです♥️
ハワイ諸島の固有植物で、赤の他にもオレンジ色や黄色、白などがあり、生命力が強く、環境への順応性も高いと言われています。
しかしここ数年で、ハワイ島のオヒアレフアが、真菌が原因による感染症で枯れていしまっています😞
メリーモナークなどでも菌を持ち運ばないようにとの、呼びかけが行われています。
ものすごいスピードで菌に感染しているそうですが、
美しいオヒアレフアがなくならないようになんとか食い止めたいものです><
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2019年4月12日〜4月18日
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