魅惑のクイーンズバス◆ハワイ島7日間 未来日記<4日目>
4月15日
あっという間に、この旅も折り返して、後半に差し掛かった。
今日はハワイ島の彩り豊かな食材をふんだんに使った手作りランチを持ってキホロベイへ。
ハワイ島には島をぐるっと一周と、島の真ん中に一本しか大きな道は通っていないようだ。
まわりには手つかずの自然が残され、エリアごとに様々な顔を見せてくれる。
ハワイ島は世界にある全気候帯17のうち2つ(サハラ気候・北極気候)を除く15の気候帯が、このハワイ島に存在しているらしい。
向かうところ全てが本当に私を夢中にさせる。
なんておもしろい島なんだろう!
キホロベイは、この島をぐるっと一周している大きな道路から海の方向に伸びた道を辿る。
この道は綺麗な海を横目にうっとりと気を取られていると、あっとゆう間に通り過ぎてしまうような道。
駐車場から、波で洗われた溶岩の砂利道を15分歩くと、ビーチの目の前の森の陰に隠れる様に存在する、小さめの溶岩トンネルが現れた。
溶岩トンネルとは、溶岩流の表面が冷えて固まって中の溶岩だけが、海に流れ出た状態のものだという。
近づいてみると溶岩トンネルの中には、山奥の川の様に透き通った水がゆらゆらと揺らいでいた✨
こここそが、今日の目的地【クイーンズバス】
ローカルが気持ちよさそうに、すいすいと泳いでいるのをみて、
私は我慢できず服を脱ぎ捨て水着になった。
溶岩のゴツゴツとした天然階段を、焦る気持ちを抑えて一段ずつ慎重に降りた。
ガッチリとした黒い溶岩に囲まれたその水たまりは、驚くほど透き通っていてユラユラと揺れている。
足の指先だけ水面につけてみる
!!!!!
骨にキーンっと響く冷たさで思わず、奥歯をぐっとくいしばった😭
ここは湧き水の淡水と海水が入り混じったブラキッシュウォーター。
ハワイ島の大自然の地面を長い年月をかけて、湧き水としてここに辿り着いているのだろう。
水の底には様々な大きさの石がゴロゴロとあるのが見てわかった。ハワイ島は火山の島。溶岩があらゆるところにその姿を残している。
天井が低くなっているところを潜り抜けると、その先にあったのは天井に穴が空いていて光が真っ直ぐに差し込んでいる広い空間だった。
そこは別世界のように輝く様子が印象的だった。
「闇があるから、この光がこんなにも輝いてみえる。光があると闇は照らされることが出来るんだよ。」
わたしは自然から生きるヒントをもらった気がした💫
ただただ夢中に潜ったり泳いだりしている自分がそこには居て、子供の頃によく感じていた惹きつけられるものを、ただただ楽しむワクワクが蘇った✨
体を実際に動かしてやってみるはじめてのこと。
分からないことは、なんでもネットで調べることが出来る私の日常と違った毎日。
誰かの感覚ではなく私の感覚。
私はわくわくする自分がいることに、なんだか嬉しい気持ちになっている。
ぽっかりと空いた穴を見上げると、ハワイ島の大きな空が切り取られていた。
自然界が作り出した溶岩トンネルの穴の形は、アートそのもの☺️
同じ場所でも見る角度、時間帯や天候などで、
景色の見え方が大きく変わるものだ。
同じようであっても、同じではない。
この一瞬一瞬は今しかないのだ。
自分の感情でも見る景色が変わるのかな。
このクイーンズバスの景色。
喜びや楽しみの気持ちいっぱいの私と
悲しみや不安の気持ちいっぱいの私と
同じ景色を見ていても感じるものは違うのだろう。
感じ方、捉え方ひとつで
同じ景色でも違って見える。
わたしの気持ちがどう在るかで、全ては変わるのかもしれない🌈
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2019年4月12日〜4月18日
ハワイ島7日間 変容の旅 開催!【募集終了】
次回は9月末〜10月を予定しています🌈
Instagram @kana808kyasa